2010年9月9日木曜日

カネタタキの音を聞いた-23

散歩-境南町コースに出かけた。カネタタキの声は聴かなかった。
散歩-西荻図書館コースに出かけた。極近所のサルスベリの木の下のサツキの植え込みでカネタタキの鳴き声を聞いた。西荻窪駅に向かって中央線の高架下でカネタタキの鳴き声を聞いた。
松庵商店会通りでもカネタタキの音を聞いたが、神明通りに入る手前の坂の途中でコンクリート環境の中でカネタタキの音を聴き、あたりを見回すと目の前の折り畳まれた黄色の瓶カゴの中からチッチッとカネタタキの鳴き声が聞こえてきた。黄色いの瓶カゴをそっと開いて見たが中には虫らしきものは見あたらない。しばらく虫を探したが見つからないので諦め瓶カゴを元に戻して神明通りに入った。
神明通りに入るとすぐ路地に左折。路地の飲食街を通り西荻窪駅南口前を抜け西荻南瓶座通りに突き当たって左折、中央線高架の下を抜け、すぐ西荻シルクロードに右折した。歩いていると道の両側からカネタタキのチッチッという鳴き声が聞こえてきた。三峰神社の角を左折してからは道の両側から聞こえてくるカネタタキの声は増えてきた。西荻図書館に寄ると借りていた「江戸東京千年の土魂を探る」橘健一著・桜井正信監修・藍書房と「現代訳 旅行要人集」八隅蘆庵著・桜井正信監修の2冊の本を返し、新たに「江戸のエリート官僚 大岡越前の構造改革」安藤優一郎・NHK出版生活人新書238 を借りた。
西荻図書館を出ると西荻北銀座通りに出て駅北口に向かった。歩いていると時々一匹二匹カネタタキの鳴き声が聞こえてきた。駅北口に右折し西友に入って買い物を済ませ、神明通り口から松庵湘潭が緯度降りに出ると、来るときに出会った黄色い瓶カゴが目に付いた。近寄ってみるとチッチッとカネタタキの鳴き声が聞こえた。そこで再びカゴを広げてみたら一角にうす黒いしみのようなものを見つけ、注視していると突然動いてチッチッいう音が聞こえ小さな虫の形が見えてきた。紛う方なきカネタタキだと思った。写真を撮って拡大してみる。虫は10ミリくらいの大きさで薄茶色のスマートなコオロギの形をしていた。やっとカネタタキの実物を見た満足感が浮かび上がってきた。


松庵商店街通りを歩くと数匹のカネタタキの鳴き声に会い、市区境の道から中央線高架橋の下に入ると右手の旧ポンプ場公園からチッチッというカネタタキの鳴き声が聞こえた。
高架橋の下を歩きながら数匹のカネタタキの鳴き声を聞きながら帰路についた。

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