最近読んだ本のうち、インターネットに関して非常に面白い本があった。「新ネットワーク思考」~世界のしくみを読み解く~「LINKED:The New Science of Networks」・アルバート=ラズロ・バラバシである。
新ネットワーク思考から・その01
世界の誰とでも六人でつながる。このことを証明する実験が成功し、有名な「六次の隔たり」の概念が再発見されたのは、1967年ハーバード大学教授スタンレー・ミルグラムによってであった。
「六次の隔たり」の概念はインターネットにも適用されるのだろうか。1998年ノートルダム大学教授アルバート=ラズロ・バラバシは実験によって、任意の二つのドキュメントは、平均して十九クリックしか離れていないことを見いだした。
今や世界はインターネットの普及によって急速に激しく収縮している。世界中の誰とでもウエブ上で19クリック、友達とは1クリックでつながる。距離と時間は昔と比べると極端に短縮されている。
つづく。
# 300余ページの厚い本であるが、近ごろに無く面白い内容なので読み続けることが出来た。現在進行中のインターネットに即応して、ネットワークを読み解く眼を養わせてくれることは大変有難く、現代社会に興味を持つ人にお勧めの一書であることには間違いない。
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